元オリ・メネセスがRソックスとマイナー契約 昨季ドーピング規定違反で契約解除
オリ退団後母国メキシコのWLで大活躍、優勝に貢献した
昨年、ドーピング規定違反でNPBから1年間の出場停止処分を受け、同6月末にオリックスから契約解除されていたメキシコ出身の27歳、ジョーイ・メネセス内野手が4日(日本時間5日)、レッドソックスとマイナー契約を結んだことを、所属するメキシコ・ウインターリーグのトマテロス・デ・クリアカンの公式ツイッターで明かした。
メネセスは日本では29試合、打率.206、4本塁打、14打点に終わったが、オリックス退団後、今冬は母国メキシコのウインターリーグでプレー。強豪トマテロス・デ・クリアカンで主軸を務め、65試合、打率.332(リーグ3位)、6本塁打、41打点(同8位)の活躍をみせ、チームの優勝に貢献した。現在プエルトリコで開催されている、ウインターリーグの中南米No.1の座を決めるカリビアンシリーズにもメキシコ代表の一員として出場中。ここまで予選リーグ4試合で16打数9安打、打率.563、1本塁打、5打点と結果を残しており、3勝1敗でチームを準決勝へと導いている。
メネセスはクリアカンの公式ツイッターで「夏シーズンの後、しっかり準備をしてウインターリーグに臨んだ。リーグ優勝して、カリビアンシリーズにも来ることができたし、ここでもいい打撃ができていて、チームも勝っている。(今冬)いいシーズンを送ることができ、とても満足している。ボストンとは数日前にサインした。また米国でプレーできる機会を手にすることができ、嬉しく思っている。しっかり準備をしてキャンプに臨み、積極的にプレーしたい。シーズンを通して全力でプレーしたい」とコメント。今後は同大会後、一旦メキシコに戻ってビザの手続きを行い、2月中旬から始まるキャンプに合流する予定だという。
メネセスは11年から17年までブレーブス傘下でプレー。18年にはフィリーズに移籍し、3Aで130試合、打率.311、23本塁打、82打点の結果を残し、リーグMVPに選ばれている。
(Full-Count編集部)