西武がキャンプで本人宿泊中の“松坂部屋”を公開 「内装はライオンズ一色」に
チームが宿泊する日南海岸南郷プリンスホテル、今年から7階が「ライオンズフロア」
西武の1軍(A班)主体のキャンプが行われている宮崎県日南市南郷町。監督、コーチ、選手が宿泊するのは日南海岸南郷プリンスホテルだ。今年、2005年以来の大幅リニューアルを施した同ホテルは、ライオンズをモチーフに、7階の客室、フロア全体がライオンズ一色に。そして1階のロビーには選手たちの直筆サインが入ったベンチや選手ロッカーが設置されるなど、ファンにとって「たまらない」空間となった。
リニューアルされた7階の「ライオンズフロア」に宿泊している1人が14年ぶりにライオンズに復帰した松坂大輔投手だ。1月31日、部屋に入るやいなや「懐かしい。窓から見る景色は当時と一緒ですね。内装はライオンズ一色ですね」と感慨に浸った。7階は全部で12室。各部屋には、過去の優勝シーンや優勝決定試合の集合写真などが壁に貼られているが、部屋によってその写真は異なる。
松坂が滞在している部屋には、1982年の日本シリーズ優勝時の集合写真が貼られている。「この中で分かるのは東尾さんくらいですかね」と笑いながらも、「ライオンズの先輩方の姿を見ると気持ちが引き締まります。この部屋を拠点として、このキャンプを充実したものにしていきたい」と気合を入れた。
チームは2月19日のキャンプ打ち上げまで日南海岸南郷プリンスホテルに滞在する。2月22日にはライオンズによる貸し切りの期間が終了し、松坂が宿泊している7階のライオンズルームを含めた全客室が一般客も利用できるようになる。西武のファンクラブ会員限定の宿泊プランも用意されており、会員証を提示すれば通常料金より割引が適用される。