前田健太獲得の決め手は… 出来高重視の契約はツインズに「あり得ないほど好都合」
米スポーツ専門メディアが分析「マエダの契約は大きなセールスポイント」
ドジャースの前田健太投手が4日(日本時間5日)、ツインズへトレード移籍することが複数の米メディアで報じられた。地元紙「スタートリビューン」のマイケル・ランド記者は「マエダの契約は大きなセールスポイント。あり得ないほど好都合だ」と右腕の出来高重視の“格安”契約がツインズにとって経済的に大きいものとなると評価した。
ポスティングシステムを利用して2015年オフに広島からドジャースに移籍した前田は、100万ドル(約1億900万円)の契約ボーナスを含む8年総額2500万ドル(約27億4000万円)の契約を結んだ。内容は基本年俸が抑えられ、その分、インセンティブ(出来高)が厚い契約。基本年俸は300万ドル(約3億3000万円)で、これに開幕ロースター入りや先発登板数、登板イニング数に応じてのインセンティブが設定されている。
前田獲得について、「スタートリビューン」のマイケル・ランド記者は「マエダの契約は大きなセールスポイントだったはずだ。(球団の立場からすると)あり得ないほど好都合だ」と反応した。