電撃移籍の前田健太、ツインズでは「ローテ3番手」か 「先発を確実に強化」

ドジャースからツインズへの移籍が報じられている前田健太【写真:Getty Images】
ドジャースからツインズへの移籍が報じられている前田健太【写真:Getty Images】

ツインズは救援の若手を放出して前田を獲得「彼は先発で3番手」

 ドジャースの前田健太投手がツインズに移籍すると、4日(日本時間5日)に米メディアが一斉に報じた。2016年に広島からドジャースに移籍すると、4年間で137試合(103試合先発)に登板し、47勝35敗6セーブ、防御率3.87。シーズン後半からポストシーズンにかけては救援としても活躍するなど、貢献度は高かった。

 米最大の移籍情報サイト「MLBトレードルーマーズ」は、ツインズでの前田の立ち位置について分析。先発ローテーションに専念する可能性が高いとしている。また、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は、日本人右腕が先発3番手を担うことになると予想した。

「MLBトレードルーマーズ」は「マエダはツインズファンが望んでいたエースではないかもしれない。しかし、2人のルーキー(ランディ・ドブナック、デビン・スメルツァー)のうち、どちらか1人をローテーションから押し出して、彼は(ローテーションを)確実に強化するだろう」と指摘。ホセ・ベリオス(昨季14勝)、ジェイク・オドリッジ(同15勝)が率いるローテーションに加わることになりそうだ。

 ツインズにはメジャー通算80勝のホーマー・ベイリーも加入した一方、昨季11勝を挙げるも禁止薬物に陽性反応を示して60試合の出場停止処分を受けたマイケル・ピネダはシーズン序盤は不在。ドジャース時代の同僚左腕リッチ・ヒルは昨年左肘手術で復帰は夏頃とみられている。「ジ・アスレチック」は、ツインズが放出した若手有望株の21歳ブラスダー・グラテロル投手が救援投手であったことを指摘した上で「代わりに、彼らはマエダを獲得した。彼は先発で3番手」と言及。前田がベリオス、オドリッジに次ぐローテ3番手を担うと予想している。

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