鷹の左腕・笠谷が初ブルペンで30球 腰の違和感で出遅れも「最強にいい球でした」
6年目左腕はリハビリ組でスタート、捕手を立たせて30球を投げた
腰の違和感のためリハビリ組でスタートしたソフトバンクの笠谷俊介投手が宮崎春季キャンプの6日、ブルペン入り。今キャンプで初めて傾斜を使った投球練習を行った。
6年目の左腕は、サブグラウンドでキャッチボールを行った後にブルペンに向かった。その途中「やっとキャンプインです。まだ立ち投げですけど、初めて傾斜で投げるんで」と嬉しそうに語った。「腰はもう大丈夫。問題ないです」という笠谷は、B組ブルペンで30球。投げ終わると「6~7割の力ですけど、最強にいい球でした」と独特の表現で手応えを口にした。
「第3クールにはブルペンで普通に投げられると思います」と、キャンプ前の自らのプラン通りに順調な調整が続いているようだ。同じ左腕の古谷優人投手がA組でアピールを続けているが、笠谷の巻き返しがここから始まる。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)