ロッテ佐々木朗が屋外で強めキャッチボール 練習試合を見学し「レベルが高い」
ドラ2佐藤ら同期が出場、自身は「しっかり段階を踏んでやっていければ」
ロッテのドラフト1位ルーキー、佐々木朗希投手が9日、沖縄・石垣島で行われている春季キャンプの第2クールを終えた。この日は屋外で強めのキャッチボールを実施。「思うように投げられていると思うので、とてもいいと思います」と手応えを口にした。
多数の報道陣とファンが見守る中、前里ブルペンキャッチャーを相手に力強い球を投げ込んだ。気温17度。冷たい北風の影響もあり、この季節の石垣島にしては冷え込んだが、佐々木朗の練習にはあらゆる方向から熱視線が送られた。
前日に続き、この日は台湾・楽天モンキーズとの練習試合が行われた。試合を見学したルーキーは「1つ1つのレベルが高くて、すごくいい経験になりました」。佐藤都志也ら同期入団のルーキーたちも試合に出場しているが、自身については「しっかり段階を踏んでやっていければと思います」と焦らず、じっくりとプロの階段を上っていく。
前日は家族が石垣島を訪問し、ホッとする一時を過ごすことができた。プロとして迎える初めてのキャンプに気が張る毎日が続くが、頭の疲れも体の疲れも徐々に取れてきているという。大きな注目を浴びるがゆえにファンサービスやメディア対応など多忙な日々を送るが、大型ドラフト1位ルーキーの宿命とも言える経験を無難にこなしながら、1段ずつプロの階段を上がっていく。
(佐藤直子 / Naoko Sato)