MLB、2020年のイケてるユニホームは? “阪神似”パドレスは「劇的な改善」
米メディアの独自ランキング、最下位は大幅変更のレンジャーズ
毎年大なり小なり、各球団のユニホームには手が加えられる。今年からナイキ社が公式サプライヤーになったという変化もあるが、それ以上の大きなデザインの変化があった球団も。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は2020年のユニホームを“格付け”し、中でも劇的にデザインを変更した球団を寸評している。
ランキングの1位に入ったのはドジャースで、昨季に続いて“連覇”となった。2位は田中将大投手が所属するヤンキース、3位には大谷翔平投手が所属するエンゼルスが入った。また、パドレスは今季、大幅にデザインを変更。球団創設当初に使っていた金と茶が復活し、タテジマを全面にあしらった特徴的なユニホームは、阪神ユニホームと似ているとも話題になった。
この2色が使用された背景にはファンの要望があった。2010年に「Bring Back the Brown」というオンライン上のキャンペーンが立ち上げられ、ファンはこの復活を熱望していたのだという。
パドレスの共同オーナーを務めるロン・ファウラー氏は昨年11月に、「我々には気に掛けることが5000個はある。ユニホームの色などというものは、優先事項とは程遠い」と実はあまり執着していなかったことを告白した。
記事の著者は「若干の失望はあるけれども、パドレスの全面的な見直しは、昨年私が球界で2番目に最悪なユニホームと格付けしたものから劇的な改善を見せた」とそれなりの評価を下し、ランキング順位を昨季の29位から21位にジャンプアップさせた。
ちなみに最下位となったのは大幅に変更を加えたレンジャーズ。2008年以来初めて胸元の英字がテキサスからレンジャーズに変更され、パウダーブルーのユニホームも登場したが、良くなったとはいい難いデザインだったと指摘している。
(Full-Count編集部)