西武・平良が意外なエピソード告白「ピッチャーを目指そうとは思っていなかった」
粟津の名前の由来は「戦ごとでちゃんと勝って帰れるように」
西武の平良海馬投手と粟津凱士投手が11日、「埼玉西武ライオンズキャンプ応援ツアー」に参加したファンが対象のトークショーに登壇した。
第3クール初日を迎えたこの日は練習終了後に、ツアーに参加した約40名のファンを迎えてトークショーを開催。平良は「朝8時からウエイトをしているので、大体2時間前に起きる。早起きがつらいです」とキャンプならではの悩みを告白。「食事は2時間後からエネルギーに変わる。(ウエイトは)球速に直結するし、自分の身体のことを知れるという意味ですごくいい練習です」と話し、順調な仕上がりに自信を見せた。
参加者からの質問に回答するコーナーでは、平良は少年野球で捕手を務めている男の子に対して「僕も小学校でキャッチャーをやっていたけど、大きく構えると効果がある」とアドバイス。現在は勝ちパターンの一角を担うなどチームに欠かせない投手だが、「中学2年生の時に部員が4人になって、投手をやる人がいなかった。僕が1番球が速かったので、『じゃあ投手をやろう』となった」と、捕手から投手に転向することになった意外なきっかけを明かした。さらに「グラブも、内野と外野の中間みたいなものを使っていたので、ピッチャーのグラブも使ったことがなかった。ピッチャーを目指そうとは思っていなかった」と話し、ファンを驚かせた。
さらに話題は2人の名前の由来に。平良が「(海馬は)漢字で書くと、『たつのおとしご』という意味。竜が落とした子どものようにすごい人になるという意味みたいです」と明かすと、粟津も「凱旋門の『凱』が、『戦に勝って帰る』という意味で。戦ごとでちゃんと勝って帰れるようにという意味でつけてもらいました」と由来を披露。様々なエピソードトークで、会場を沸かせていた。
(安藤かなみ / Kanami Ando)