ヤンキース田中、右肘手術はどう影響? 米メディア「手術後に大活躍した経歴が…」

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

パクストンの離脱で田中に大きな期待、前回手術後の2016年はキャリアハイに

 ヤンキース田中将大投手は今オフに右肘のクリーニング手術を受け、既に投球を再開し、スプリングトレーニングにも支障のないレベルまで回復している。ニュージャージー州最大のニュースサイト「NJ.com」はこの回復を喜ぶべきある理由を挙げている。

 遂に始まったスプリングトレーニングで田中は手術による制限はなく、万全の状態で戻ってきた。一方で先発左腕ジェームス・パクストン投手は2月に入ってから腰の手術を受けており、全治3、4か月でしばらく離脱を余儀なくされる。そのため、田中への期待はより一層大きくなりそうだ。

 ヤンキースに朗報は肘の回復だけではない。タフネス右腕が術後から復帰した経緯を紹介し「タナカが過去に肘のクリーニング手術を受けた後に大活躍した経歴があることである」と指摘した。

 田中は2015年シーズン終了後にも同様のクリーニング手術を受けており、翌年2016年は14勝4敗、防御率3.07とキャリアハイのシーズンの1つとなったと同メディアは伝える。こういった前例によって、今季は2016年のように、手術からの大復活を遂げる可能性があるのではないか、と期待せざるを得ない。

 昨年の田中は2度目のオールスターに選出され、ポストシーズンでも変わらぬ活躍を見せたが、シーズン全体では11勝9敗、防御率4.45と、6年のメジャーキャリアの中で2番目に悪いシーズンだった。今季はヤンキースとの7年契約最終年とあり、「ワールドシリーズにも出たことがないですし、この先チャンピオンリングを獲りに行くというところ」と意気込みは強い。31歳の今シーズンは、チームをその頂きに連れていくことができるだろうか。

(Full-Count編集部)

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