エ軍マドン監督、二刀流復活目指す大谷の調整に口出し不要? 「彼は大丈夫だ」
順調にキャンプを過ごす大谷に「素晴らしいプログラムを受けている。彼は大丈夫」
エンゼルスの大谷翔平投手が15日(日本時間16日)、アリゾナ州テンピで行われているバッテリー組キャンプ4日目を終えた。フリー打撃、キャッチボール、2018年以来となるフィールディング練習を行い二刀流復活に向けまた一歩前進した。“我慢”がキーワードと語っていたマドン監督も「彼は大丈夫だ」と信頼を口にした。
大谷はこの日、フリー打撃で34スイングで4本の柵越えを見せると、最長30メートルの距離でキャッチボール。さらに投手陣に入り右肘手術を受けた2018年10月以来、約1年半ぶりとなるフィールディング練習を行った。
ここまで順調にキャンプを過ごす大谷。投手復帰の時期を慎重に進めるマドン監督は以前から「我慢がキーワード」と度々、口にしている。キャンプも4日目となったが大谷に向けてのアドバイスは「していない」と語り、その理由については「素晴らしいプログラムを受けている。彼は大丈夫だ」と絶大な信頼を口にした。
右足を上げた新たな打撃フォーム、投手復帰に向けたフィールディング練習など3年目のキャンプを順調にこなしている。オーバーワークになることが一番の懸念材料だが「彼は現状の状況、プランを理解している」と指揮官。
完全復活に向け一歩ずつ階段を上る大谷にマドン監督は「我々が取り組んでいるものに対して、逆戻りするわけにいかないので。早く物事を進め過ぎたり台無しにするようなことはしたくない」と語った。
(Full-Count編集部)