DeNA、新助っ人オースティンの2打席連発でOP戦初戦快勝! 巨人は中島が意地の一発
巨人はパーラが第1打席で左翼線二塁打、中島が5回に本塁打
■DeNA 4-1 巨人(オープン戦・16日・那覇)
2020年のオープン戦が16日、セルラースタジアム那覇で開幕。昨季セ・リーグ2位のDeNAが4-1で昨季セ王者の巨人を破った。DeNAは新外国人のタイラー・オースティン外野手が2打席連続本塁打を放つなど、3打数3安打2打点の活躍。巨人では20年目の中島宏之内野手がソロ本塁打、新外国人のヘラルド・パーラ外野手が第1打席で左翼線二塁打を放った。
巨人は大卒2年目の高橋、DeNAは高卒3年目の櫻井が先発した。DeNAは1回1死から「2番・右翼」で出場したオースティンがバックスクリーン右へ1号ソロを放ち先制。さらに3回先頭で迎えた3回の第2打席で2号ソロを左翼席に運んだ。オースティンは5回の第3打席でも古川から左前打で出塁してお役御免となった。
DeNAは4回に大和の左前適時打で3点目、5回に佐野の一ゴロで4点目を挙げた。投げては櫻井が2回2安打、2番手石田が2回1安打でそれぞれ無失点に抑えた。
28歳のオースティンはメジャー通算33本塁打を誇る右のスラッガー。ポスティングシステムを利用してレイズに移籍した筒香嘉智外野手に代わる主砲候補として期待されている。オープン戦初戦でその力を日本のファンに披露した。
巨人は「5番・右翼」で出場したパーラが2回の第1打席で左翼線二塁打を放ち2打数1安打。「7番・一塁」で先発したプロ20年目の中島が5回にソロ本塁打を左翼席に運んだ。先発の高橋は3回を5安打2失点、6回に3番手で登板した沼田、7回に4番手で登板した与那原の育成コンビが1ニングをそれぞれ3人で退けた。
(Full-Count編集部)