忘れられない鷹・柳田の「ボテボテサヨナラ打」 打たれた投手は膝から崩れ落ち…
延長10回2死三塁の緊迫した場面で起きたサヨナラ劇
「パーソル パ・リーグTV」は、公式YouTubeチャンネルで「名場面プレイバック」と題し、貴重な過去の名場面動画を公開している。中でも13日に「一度見たら忘れない【あのボテボテサヨナラ打】」とのタイトルで公開された2017年の交流戦でソフトバンクの柳田悠岐外野手がボテボテのサヨナラ内野安打を放った瞬間の動画が40万回再生を突破し反響を集めている。
2017年6月6日にヤフオクドームで行われたソフトバンク-ヤクルトの1戦。1-1のまま延長に入り迎えた10回に2死三塁の場面で柳田に打席が回った。2ストライクと追い込まれた状況でヤクルトの6番手・久古健太郎投手が投じた内角低めのシュートをフルスイングした。
放たれた打球はフルスイングとは対象的にボテボテのゴロに……。三塁線を切れるかどうかのギリギリの打球を捕球に入った久古はファウルと判断。しかし、無情にもボールはフェアグラウンド内でストップ。ボールが止まった瞬間に見送った久古は膝から崩れ落ち両手をグラウンドに着いてしまった。
サヨナラの歓喜に沸くソフトバンクナインとは対象的に悲壮感漂う久古の様子が印象に残る忘れられない名場面になっている。