エ軍加入のレンドン、19年もアストロズのサイン盗み確信 「気づいていた」

MLB機構の調査結果では17、18年のサイン盗みを確認、19年は確認できず
昨シーズン、ナショナルズで世界一に輝きFAでエンゼルスに加入したアンソニー・レンドン内野手が17日(日本時間18日)、アリゾナ・テンピで行われているスプリングトレーニングに合流。昨年のワールドシリーズではアストロズと対戦したが疑惑のあるサイン盗みについて「気づいていたよ」と語った。
ここまでMLB機構の調査ではアストロズのサイン盗みは2017、18年に行われたことが明らかになっていた。昨季の不正は見つかっておらず、アストロズナインも19年の不正を否定している。だが、ワールドシリーズを戦ったレンドンは真逆の意見を語った。
この日、レンドンは野手組のスプリングトレーニングに参加しエンゼルスナインと交流を深めた。報道陣から2019年のワールドシリーズでアストロズのサイン盗みには気づいたか? と問われると「気づいていたよ。プレーオフを通してね。僕たちは彼らがしているかもしれないことに感づいていた」と断言した。
同じく合流したマイク・トラウト外野手はサイン盗みによってアストロズへの敬意を失ったと語ったがレンドンも「敬意については分からないけど、間違いなく以前とは違うようには見えるね。彼らを許すことはできるけど、忘れなきゃいけないわけじゃない」と語っていた。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)
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