筒香嘉智、初安打より初四球に高い評価 米記者ら絶賛「厳しい球を見極めた」

オープン戦に「5番・左翼」で出場したレイズ・筒香嘉智【写真:Getty Images】
オープン戦に「5番・左翼」で出場したレイズ・筒香嘉智【写真:Getty Images】

第2打席は「本当に良い打席」ボール2ストライクから8球目に四球を選ぶ

■レイズ 9-7 ヤンキース(オープン戦・日本時間24日・シャーロット)

 DeNAからレイズへ移籍した筒香嘉智外野手が23日(日本時間24日)、本拠地でのヤンキースとのオープン戦に「5番・左翼」で出場。初実戦初打席で“メジャー初安打”を放ち、第2打席では四球を選んだ。

 MLB公式サイトは筒香のヒットを伝えつつ、「しかし、ツツゴウの第2打席の方がさらに素晴らしかったかもしれない」と四球を“称賛”。「2ボール2ストライクからの軌道のほとんどでストライクだった変化球など、ニック・ネルソンの厳しい球を何回か見極めた」と選球眼の良さを伝えた。

 MLB公式サイトのレイズ番、フアン・トリビオ記者はヒットよりも四球を高く評価し、「ツツゴウの本当に良い打席。2打席目で四球を選んだ」とツイート。さらに米メディア「ジ・アスレチック」のレイズ番、ジョシュ・トレンティーノ記者も自身のツイッターで「ヨシ・ツツゴウは第2打席でよく見ていた。ツツゴウは3ボール2ストライクから8球目に四球を選んだ」と打席内での粘りを褒め称えている。

 初実戦にして、既にメジャー投手のボールを見極めた筒香。ケビン・キャシュ監督は「ヨシにとって良かった。ヒットを打ち、出塁し、左翼で安定していた」と評価していたが、選球眼もシーズンで力を発揮しそうだ。

(Full-Count編集部)

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