筒香嘉智、メジャーのゾーン順応への方法は…「審判の名前と癖をメモします」

NPB時代は4年連続で80を超える四球を選ぶなど選球眼にも定評がある筒香

 テレビの取材で訪れた元レイズの「福島レッドホープス」代表取締役兼監督の岩村明憲氏から「ストライクゾーンの確認というのが大きなテーマかと思うが、自分の中でこれという球はあったか」と問われた筒香はこう返した。

「1打席目の最初、僕のアメリカのイメージで打席に立ってストライクかなぁと思ったんですけどボールと言われて、その次、同じようなところに来たのでボールかなぁと思ったらストライクで……岩村さんに教えていただいように審判の名前と癖をしっかりメモして残しておきたいと思います」

 審判1人1人の特徴をしっかりと覚え、それに合わせその日のストライクゾーンをしっかりと判断する。NPB時代は4年連続で80を超える四球を選んだ男の選球眼の良さの理由がわかる返しだった。

 しっかりとボールを捉えての初安打、ファウルで粘って選んだ四球と内容の濃い2打席を終え、持ち味が出せたことに手応えを感じた筒香。着々と開幕へ向け準備を進めている。

(Full-Count編集部)

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