359億円右腕コール、1回2K鮮烈ヤンキースデビュー 新相棒とも「息ぴったりだよ」
ブーン監督も投球に納得「常に向上することを目指している」
■ヤンキース 3-3 パイレーツ(オープン戦・日本時間25日・タンパ)
今季からヤンキースに加入したゲリット・コール投手が24日(日本時間25日)、本拠地でのパイレーツとのオープン戦に先発した。1回を無安打1四球2奪三振で無失点に抑えた。
ヤンキースでのデビュー戦となったこの日、1イニングで2奪三振と昨季メジャー最多となる326奪三振の実力を存分に発揮した。MLB公式サイトもこの投球を「次の9年間で期待されているものの兆しを新しいチームメートたちに見せた」と速報。ストレートは97マイル(約156キロ)~98マイル(約158キロ)に達していたと報じている。
コールは新天地での初登板を終え「うまくいっている。(ゲーリー・サンチェス捕手と)息ぴったりだよ」と手応えを口にしている。
ローテーションの柱を担うことが期待される剛腕の投球にアーロン・ブーン監督も「彼は高い基準を掲げている。素晴らしいアスリートの多くに見られることだが、絶対に満足することがなく、常に向上することを目指している。彼には本当にそれが見られるよ」と満足げな様子だ。
ヤンキースでの初登板でそのポテンシャルをいかんなく発揮したコール。投手史上最高額となる9年3億2400万ドル(約359億円)の大型契約で移籍した剛腕にかかる期待は大きい。