ダルビッシュの制球力に舌を巻く同僚346セーブ右腕 「思い通りに操れる」「打者は厳しい」

カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

ダルビッシュは昨季後半、81回2/3を投げて与四球は7だった

 カブスのダルビッシュ有投手が、敵地でブルワーズと激突する3月26日(日本時間27日)の今季開幕戦の先発候補に浮上している。充実したキャンプを過ごしている右腕について、同僚の守護神クレイグ・キンブレル投手が称賛。「全ての球を思い通りに操れる」などと語っている。地元紙「シカゴ・トリビューン」が伝えている。

 キンブレルは通算346セーブを挙げているクローザー。昨季6月にカブスに移籍し、ダルビッシュにナックルカーブを伝授したことでも知られる。

 ダルビッシュはカブス移籍2年目の昨季、前半戦は18試合登板で防御率5.01。97回で111三振を奪ったが、49四球6死球と制球難に苦しんだ。しかし、後半戦は13試合登板で防御率2.76と復活。81回2/3を投げて118奪三振をマークし、7四球5死球、142打者連続無四球など制球を劇的に改善させた。この投球を踏まえ、キンブレルは記事内でこう語っている。

「彼のキャリアを通して見ていたことだよ。過去にすごく活躍して圧倒的なシーズンを送っていた。能力を発揮したらあのような制球を見せることができる。打者にとっては厳しいよ。彼は全ての球に自信を持っていて、思い通りに操れるからね」

 様々な変化球を手の内に入れている右腕。メジャー屈指の守護神も羨望の目でダルビッシュを見つめているようだ。

(Full-Count編集部)

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