大谷翔平の二刀流復活は5月中旬 エプラーGMも“苦悩”「今は自制する苦しみを…」

エプラー氏が大谷に惚れ込んだエピソードとは

 大谷の能力を高く評価するからこその我慢――。エプラーGMがさらに惚れ込むエピソードがあったという。毎年チームが行うコンディショニングのテストは選手間でも競争に。大谷は1年目に好成績を残せなかったが、2年目は全ての種目でチームのトップ10%入り。その後、エプラーGMは大谷が動画サイト「You Tube」で好成績が残せるように独自研究していたことを知ったという。何でも負けず嫌いな一面を垣間見たエプラーGMは驚いた様子で、こう語ったという。「彼は全てのテストで本当に良くなった。メディシンボール、ジャンプなど、全てでね。とても目立ってたよ」。

 3度の最優秀監督賞に選ばれた“知将”マドン新監督は「無理したところがなく、努力の必要がないアスリート。このような人間をいつも探しているんだ。このような才能があれば、どんどん上達していくから」と高く評価。アート・モレノ球団オーナーも「オオタニについてはとてもワクワクしているよ。彼は投げて、打って、走っている。まるで、フリーエージェントを獲得したみたいだよ」と期待も高い。

 オフにはアストロズからFAとなっていた剛腕ゲリット・コールの獲得争奪戦に敗れ、エース級投手の補強はなかった。それでも、同局は「真のエースは、とても珍しく、獲得できることは稀だ。エンゼルスのクリーンナップの打者であるオオタニが、エンゼルスの真のエースの最高の候補者だ」と期待を寄せている。

 万全の状態で復帰する投手・大谷翔平を気長に待ちたいところだ。

(Full-Count編集部)

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