報徳学園、3月19日までクラブ活動自粛を決定 野球部は選抜出場校との試合中止

関西の名門・報徳学園は硬式野球部を含めた全クラブの3月19日までの活動自粛を決定
関西の名門・報徳学園は硬式野球部を含めた全クラブの3月19日までの活動自粛を決定

硬式野球部は自宅で可能な限りの自主練習、大角監督「生徒たちに任せることになる」

 新型コロナウイルスの影響で日本政府が全国の小中高と支援学校に休校を要請した中、関西の名門・報徳学園は硬式野球部を含めた全クラブの活動自粛を決定した。期間は2月28日から3月19日まで。選抜出場校との練習試合なども中止となった。

 報徳学園はこの日、全クラブの内外を含めた活動自粛を決めた。グラウンド、対外試合、遠征など3月19日まで控えることに。春2度、夏1度の全国制覇を誇る硬式野球部の大角健二監督は「こればかりは仕方ないこと。生徒たち教員も含め体あってのことなので」と苦しい胸の内を明かした。

 各方面へ連絡を行い自粛期間までに行われる予定だった15試合は全て中止。今春の選抜出場校と予定されていた練習試合も断りの連絡を入れたという。

 生徒たちには共有のアプリを使い自宅で可能な体幹トレーニングなどのメニューを送り、各個人が行った1日のトレーニング内容を返信してもらう予定。同監督は「生徒たちに任せることになる。家で出来る範囲でと伝えています。ランニングなどは外出することになるので、どこまで可能か難しいところです」と困惑の表情を見せていた。

(Full-Count編集部)

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