大谷翔平、7打席目でOP戦初安打初打点 指揮官も称賛「あのヒットはすごく好きだ」
大谷は自身の状態へ手応え「見え方は少し良くなってる」
■エンゼルス 7-2 レンジャーズ(オープン戦・日本時間29日・テンピ)
エンゼルスの大谷翔平投手が28日(日本時間29日)、レンジャーズ戦に「4番・DH」でスタメン出場。第1打席に、オープン戦初ヒットとなる左前適時打を放ち、2打数1安打1打点だった。試合後には、今季から指揮を執るジョー・マドン監督も「僕にはとても良い感じに見えるよ」と大谷の活躍を喜んだ。
オープン戦3試合目の出場となった大谷。1点を先制した直後の初回1死三塁の場面で打席に立つと、右腕リンの91マイル(約146キロ)の内角高めへの速球を左前に運んだ。7打席目にして初安打、初打点となった。3回1死走者なしで迎えた第2打席は、カウント1-2から速球に空振り三振。5回の打席で代打を送られて交代となった。
試合後にマドン監督は「彼は大丈夫。僕にはとても良い感じに見えるよ」と大谷の状態について口にした。続けて「打点を上げたヒットはすごく好きだ。彼の現状を考えると、とても良くやっていると思う。タイミングはまだ少しオフだけど、彼は、すごくよく見える。とてもいい」と待望の初安打を喜んだ。
交代後、「見え方は少し良くなってる」と状態への手応えを口にした大谷。肘当てをつけず、右足を上げないノーステップ打法で試合に臨むなど、開幕へ向け試行錯誤を続けている。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)