メッツ元NFLスター、猛アピールの次は“ズッコケ珍失策” MLB公式は慰め「心配しないで」
元NFLスター選手で2016年に野球界に転向しティーボウ外野手が珍失策
元NFLスター選手で2016年に野球界に転向し、メッツ傘下マイナーのティム・ティーボウ外野手が28日(日本時間29日)、カージナルスとのオープン戦でまさかの“ズッコケ失策”を犯してしまった。先日は“メジャー初ホームラン”で注目を集めたがMLB公式サイトは「毎日がいい日とは限らない」と伝えている。
メジャー初昇格に向け猛アピールを続けるティーボウ。25日(同26日)、タイガースとのオープン戦では「9番・DH」で出場しメジャーのユニホームを着て初となる1号2ランを放っていたが、この日は違う意味で注目を浴びる形となった。
メッツが1点リードで迎えた9回2死走者なし。あとアウト1つでゲームセットの場面でカージナルのマシュロックが放った打球は左翼への平凡な飛球となった。ティーボウは落下地点を目指し前進したが捕球直前で芝に足を取られ転倒し記録は二塁打となってしまった。
MLB公式サイトは「毎日がいい日とは限らない」とティーボウの“波乱万丈”なオープン戦結果を伝えた。記事ではホームランを放つなどアピールを続けていた元NFLスターに「野球は、厳しく、時に謙虚になることを教えてくれるスポーツだ。あと1アウトで試合に勝利するというところで、また大きな話題になった。ただし今回はあまりより理由でない」と指摘している。
2死二塁と一打同点のピンチを迎えたがメッツのギリアンが後続を抑え3-2で勝利。シーズンでは一つのミスで命取りになるが、まだオープン戦。記事では「このようなことは、ベストプレーヤーでも起こることだ。ティム、あなたは、ベストにすごく近づいてきている。だから心配しないでいいよ」と慰めていた。