野球の東京五輪世界最終予選が6月に延期に 新型コロナウイルスの影響、WBSCが発表

WBSCは東京五輪世界最終予選の延期を決定した【写真:福谷佑介】
WBSCは東京五輪世界最終予選の延期を決定した【写真:福谷佑介】

当初は4月1日から5日に台湾の台中市などで行われる予定だった

 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は2日、4月初めに台湾で開催が予定されていた東京五輪世界最終予選を6月に延期すると発表した。新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大しているための措置を取った。

 東京五輪の世界最終予選は4月1日から5日まで、台湾の台中市と斗六市で開催が予定されていた。6か国が出場して優勝国が東京五輪に出場する最後の1か国に決まる。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、WBSCは開催延期を決定。6月17日から21日で開催することになったと発表した。

 この世界最終予選には台湾、オーストラリア、中国、オランダの4か国の出場が決まっている。ここに3月下旬のアメリカ大陸予選で2位、3位になった国が加わり、6か国で最終予選を戦う。東京五輪には開催国の日本のほか、イスラエル、韓国、メキシコの出場が決まっており、アメリカ大陸予選、世界最終予選の優勝国に出場権が与えられる。

(Full-Count編集部)

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