田中将大のスプリットは球界随一の“芸術” 米記者も惚れ惚れ「1番美しい」
田中の最大の武器であるスプリットに称賛「エンジン全開の時の…」
今年でメジャー7年目を迎えるヤンキースの田中将大投手。3日(日本時間4日)のレッドソックス戦では3回無安打無失点の快投を見せるなど開幕に向け調整を続けている。米メディアは伝家の宝刀・スプリットを「1番美しい球」と評価している。
田中に最大級の評価を与えたのは米TV局「NBCスポーツ」の記者、ニック・ステリニ氏。自身のツイッターでファンに向け「野球ファンのみなさん、芸術的に1番美しい球は何ですか?」と問いかけ。ステリニ記者も2つの答えを出した。
「私の答えは、1.ストライクゾーンの高めいっぱいに決まる大きなカーブ 2.エンジン全開の時のタナカのスプリット」
これまで6年連続で2桁勝利を達成してきた田中の最大の武器であるスプリットには、打者が打てないという“強み”だけでなく、“芸術性”に富んだものがあると解説している。
投球を“美学的に”捉えるという質問だけにファンの回答は少なかったが「初めはボール球に見え、ストライクゾーンを横切り、最終的にボールとなるスライダー」といった具体的な回答から、「オオタニのスプリットの方が上だよ」という主張まで意見が分かれた。最も美しいボールを決めるのは難しいが、メジャーの多様な投手陣の中で、田中や大谷が見る者を魅了していることは間違いなさそうだ。
(Full-Count編集部)