西武松坂、初OP戦は3回4安打2失点で降板、MAX142キロ 広島鈴木には豪快弾浴びる

広島戦に先発登板した西武・松坂大輔【写真:宮脇広久】
広島戦に先発登板した西武・松坂大輔【写真:宮脇広久】

松坂は2月25日以来、中11日での実戦

■広島 – 西武(オープン戦・8日・マツダスタジアム)

 西武に14年ぶりに復帰した松坂大輔投手が8日の広島との無観客で行われたオープン戦で今年2度目の実戦登板。3回を投げ4安打2失点3四球で降板した。三振を奪う場面は見られず、投球数は69球、最高球速は142キロだった。

 冷たい風が吹き抜ける中、半袖のアンダーシャツで力投。初回は田中、菊池涼、西川と3者連続で内野ゴロに打ち取り、12球で退ける順調な立ち上がり。しかし、2回の先頭、4番鈴木にはカウント3-1から甘く入ったカットボールを完璧に捉えられ、無人の左翼席へ運ばれた。鈴木は前日のオープン戦1号に続き2試合連続の本塁打となった。さらには1死からピレラに左二塁打を浴び、2死から會澤にフルカウントまで追い込むも粘られた後に11球目をレフトへ弾き返され追加点を献上し、2点のリードを許した。

 3回のマウンドにも上がったベテラン右腕は先頭の田中に9球粘られた末に四球を与えた。続く菊池涼を中飛に打ち取ると、続く西川の打席で田中が走塁死し、走者無しとするも右三塁打を浴びた。さらに鈴木、松山と連続四球を許し2死満塁のピンチを背負うも6番ピレラはフェンスギリギリの中飛に打ち取り、ピンチを凌いだ。

 松坂は韓国プロ野球・斗山との練習試合(サンマリン宮崎)に登板して2ランを浴びるなど1回3安打2失点に終わった2月25日以来、中11日での実戦だった。

(Full-Count編集部)

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