快投続く田中将大、辛口NYメディアからも絶賛相次ぐ「喝采止まず」

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

ブレーブスとのオープン戦に先発し、4回途中1安打無失点と好投

■ヤンキース 1-0 ブレーブス(オープン戦・日本時間9日・タンパ)

 ヤンキースの田中将大投手は8日(日本時間9日)、ブレーブスとのオープン戦に先発し、3回2/3を投げてわずか1安打、4つの三振を奪って好投した。オープン戦3度目の先発でも好投を続け、辛口で知られる地元ニューヨークのメディアも賛辞を送っている。

 初回、いきなりアクーニャJr.を空振り三振に斬った田中。続くスワンソンに右前安打を許したが、後続を斬って無失点の立ち上がりとした。2回は打者3人を内野ゴロに打ち取ると、3回も3者凡退に。4回1死からダーノウを見逃し三振に斬って降板。4回途中まで投げてわずか1安打の無失点、4奪三振。1回2死から10打者連続でアウトと安定感のある投球を披露し、プレシーズンの防御率は2.08となった。

 前回の登板に続いて好投した田中の投球に対し、ニューヨークメディアにも称賛の声が並んだ。ニューヨークのTV局「SNY」は「マサヒロ・タナカは3.2回を無失点に抑えた。4人のブレーブス打者から三振を奪い、被安打はわずか1だった。3月3日にレッドソックス戦で3回を無失点に抑えた前回登板の後も、この右腕の状態は引き続き良好のようだ」と、好投を続ける田中を称えている。

 また、ニューヨークの地元紙「ニュースデイ」は「ヤンキースのスプリングトレーニングの期間中、マサヒロ・タナカはひっそりと感銘を与え続けている」との見出しで記事を掲載。地元メディアの「ノースジャージー・コム」は「ヤンキースのマサヒロ・タナカは、またしても素晴らしい投球を披露し、この春のトレンドを継続している。マサヒロ・タナカが日曜日に降板した際、目の肥えた観客たちからの拍手喝采が止むことはなかった。この春に再び好投したことに対する褒美といえよう」と絶賛だった。

(Full-Count編集部)

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