ロッテ入り鳥谷の一問一答、古巣の阪神へ恩返し誓う「甲子園でプレーする姿を」

38歳での新天地「あと何年できるか分からない。自分が納得した形で野球人生を終えられるように」

──38歳のベテランとなってからの移籍となった。

「当然あと何年できるか分からないですし、先が長いというわけではない。しっかり自分が納得した形で野球人生を終えられるように現役続行という選択をしたので、そういうものを見つけられたらと思います」

──ポジションについてはどう考えているか。井口監督から内野全ポジションを守ることも期待されている。

「当然野球をやる以上は、レギュラーを狙っていく。ポジションは現状、空いているところに入っていってチャンスをつかむ方法しかない。どのポジションでもできるように、しっかり練習したい」

──背番号は「00」に決まった。

「特に背番号にこだわりはない。何番でもよかった。(阪神では)1番でやってきたが、(ロッテから)『0からのスタート』というお話をいただいたので、新たな気持ちで00という番号を付けていきたいと思います」

──ロッテファンへのメッセージを。

「ロッテファンの方の熱い声援は、相手チームながら感じていた。喜んでもらえるようなプレーができたらなと思います」

──ロッテからは若手の手本としても期待されている。具体的にどういう姿を見せたいか

「自分自身は常に準備ということを大事にしている。そういう姿を見せられたらと思います。プロである以上は試合の結果が重要になるが、その結果を出すためにどうしたのかということが、長くやっていくためには重要。そういうことを(言葉にして)言うのか、あるいは自分がやってみせるのかはこれからだが、そういう部分を伝えられたらと思います」

──ロッテのユニホームを着てプレーしている自分をイメージできるか。

「現時点でなかなかイメージはできない。しっかり結果を出してやっていけば、それが見る人の馴染みになる。ユニホームより、自分の準備に目標を置いてやっていきたい」

──ベテランといてチームの貢献できる部分は。

「16年やってきた経験がある。それは自分が若い時には持っていなかった部分。シーズン途中、自分たちの思うようにいかないとき、少しでも早くいい方向にいく方法は、数多く経験している」

──ロッテファンの印象は。

「マリンという球場の一体感ですね。自分の応援をしてもらえたらなと思います」

新天地決定は3月まで決まらなかった「それでもしっかりできるところを見せることが自分の使命」

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