ダルビッシュに高まる日本人初のサイ・ヤング賞の期待 MLB公式が候補8位に選出
11日のパドレス戦でオープン戦復帰登板に臨む
大リーグ公式サイトは10日(日本時間11日)、今季のサイ・ヤング賞候補20人を1位からランキング形式で紹介。カブスのダルビッシュ有投手が8位にランクインした。
今季のサイ・ヤング賞候補ランキングはウィル・レイッチ記者とマイク・ペトリエロ記者が担当。ペトリエロ記者はダルビッシュが昨季の最後の18先発で151三振を奪い、四球12だった圧倒的な投球を紹介。さらに、「通算1000イニング以上を投げた投手では歴代2位の奪三振率(29.8%)を誇っていることを知っているか?」と読者に問いかけるようにして称賛した。
さらに、利き腕ではない左腕からスライダーを投げたり、10種類の変化球を投げることにも言及。「サイ・ヤング賞には重要ではない」としたものの、ツイッターの使い手だということも伝えている。なお、1位はメッツのジェイコブ・デグロム、2位はヤンキースのゲリット・コール、3位はナショナルズのマックス・シャーザーと錚々たるメンバーが並んでいる。
ダルビッシュは5日(日本時間6日)のレンジャーズ戦での登板を体調不良のため回避したが、翌6日(同7日)に実戦形式のシート打撃に登板。打者12人と対戦し、1安打6奪三振と好投し、ロス監督も「今日、このような形で投げることができて良かった。彼の体調は大丈夫のようだ」と一安心した様子だった。
11日(日本時間12日)に米アリゾナ州メサで行われるパドレスとのオープン戦に先発する予定。仕切り直しの一戦とする。
(Full-Count編集部)