巨人、泥沼の10試合連続勝ちなし 先発桜井が3暴投 鷹サファテは2年ぶりにセーブ
巨人先発の桜井は5安打4四球4失点で4回途中降板
■ソフトバンク 6-3 巨人(オープン戦・11日・PayPayドーム)
巨人は11日、敵地PayPayドームでソフトバンクとオープン戦を戦い、3-6で逆転負けを喫した。これで2月23日の楽天戦で勝利して以降、オープン戦10試合連続勝ちなしとなった。
先発の桜井が乱調だった。3回に自身の暴投で先制点を献上すると、4回には適時打と2つの暴投、犠飛で計3失点。5安打4四球4失点で4回途中で降板した。2番手で登板した育成選手の沼田が回を跨いで2イニングを無失点に封じたが、4番手の澤村が2点を失ってリードを広げた。
打線は1点ビハインドの4回に岡本がオープン戦2号の2ランを放って逆転。7回には丸もオープン戦2本目の本塁打となるソロを放ったが、追い上げも及ばなかった。
ソフトバンクは先発の和田が、岡本に一発こそ浴びたものの、5回まで2安打2失点と好投。わずか55球で5イニングを投げる省エネ投球だった。相手バッテリーのミスも突いて8安打で6点を奪った。9回にはサファテが登板して無失点に封じ、2018年4月12日の日本ハム戦以来となるセーブをマークした。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)