鷹スチュワート、6回無安打無失点の圧巻投球 ファーム練習試合で中日打線を手玉
5回には151キロのストレートで中日・伊藤康を空三振斬り
ソフトバンクのカーター・スチュワートJr.投手がタマスタ筑後で行われた中日とのファーム練習試合に先発登板し、6回を投げ2四球は許したものの無安打無失点4奪三振と圧巻の投球を披露した。
スチュワートは初回、いきなり2者連続三振に斬ると、危なげなく3者凡退に。その後も2つの四球でランナーを許したものの、無安打無失点と中日打線を封じた。この日は、150キロ超の速球を連発。変化球の制球に苦しむ場面も見られたが、結果としては上々のピッチングとなった。
2018年の米ドラフトでブレーブスに1巡目指名されながら、入団せずに大学へ進学。2019年も上位候補と目されながら、ドラフトを待たずに異例のソフトバンク入団を決めた異色の右腕。球団側もじっくりと育成していく方針だが、1軍のマウンドでその姿を見る日が待ち遠しい。