日ハム清宮、OP戦初スタメンで劇的サヨナラ打 同点の9回2死から中前適時打
「6番・一塁」で先発出場した清宮は3打数1安打2打点2四球だった
■日本ハム 8-7 DeNA(オープン戦・14日・札幌ドーム)
日本ハムの清宮幸太郎内野手は14日、札幌ドームでのDeNA戦に「6番・一塁で」オープン戦初先発。7-7で迎えた9回2死二、三塁でサヨナラ中前適時打を放った。昨年の右肘手術の影響で出遅れた大物スラッガーがようやくお目覚めだ。
2点ビハインドで迎えた9回、清宮に最高のシチュエーションが巡ってきた。宇佐見の2点二塁打で追いつき、なおも2死二、三塁の場面。笠井の2球目の低めをたたいた。打球はセンターの前に。劇的なサヨナラ安打となった。
3年目の清宮は昨秋に受けた右肘手術の影響で出遅れ、11日のロッテ戦でオープン戦に初出場。ここまで2試合に出場して2打数1安打の成績を残していた。この日は第1打席は押し出しの四球、第2打席は四球、第3、第4打席はいずれも右飛に倒れていた。土壇場でのチームの大反撃で巡ってきた第5打席で価値ある1安打。清宮がレギュラー奪取への狼煙をあげた。