元巨人&西武・高木勇「早くコロナを治す薬を作って」プレーするメキシカンリーグも開幕延期に
元西武の高木勇人投手は自身のブログで「早くコロナを治す薬を作って世界を守ってください」
新型コロナウイルス拡大の影響で、メキシカンリーグは14日(日本時間15日)、4月7日の開幕を延期し、5月11日に変更することを発表した。オープン戦も全試合が中止される。
レオネス・デ・ユカタンに所属する元巨人、西武の高木勇人投手は自身のブログを更新。「世界でいろいろ問題があって、沢山の方が苦しんでいる。これはしょうがない事。苦しんでいる方たちは早く良くなって、野球を見に来てくれて楽しんでくれるように僕も今出来る事を一生懸命頑張ります」「お願いがあります。早くコロナを治す薬を作って世界を守ってください」とつづった。
チーム関係者によると、リーグの決定を受け、ユカタンは3月末までキャンプを中止。4月以降については、今後の状況を見て判断する模様。一部の外国人選手は母国に帰国予定の選手もいるが、高木はメキシコに留まる予定。現時点では日本人のメキシコ入国に対し、制限はかかっていないが、今後、政府の対応が変わった場合、一度日本に帰国すると、メキシコへの再入国ができなくなる可能性もあるため、メキシコで開幕に向けて個人で調整を進めるという。
ヘネラレス・デ・ドゥランゴに招待選手としてキャンプに参加している元ルートインBCリーグ武蔵の安河内駿介投手は、15日に予定されていたアルゴドネロス・ウニオン・ラグーナとのオープン戦開幕戦に先発予定だったが、中止となり、登板ならず。自身の今後については、ツイッターに「どうなるかわかりません。しかし、先が見えない状況がワクワクさせてくれます! オールウェイズ ポジティブ」などと記した。関係者によると、ドゥランゴはチームを一旦解散し、4週間後に集合予定だという。
メキシコでは政府が3月21日から4月20日までの1カ月間、学校閉鎖を決定。現地報道によると、メキシコでは現時点で死者は出ていないが、感染者は42人まで増えた。うち30人はこの4日間で陽性が確認されているという。
(Full-Count編集部)