鷹・周東のランニングホームランが米でも注目 無観客での偉業に「奇妙な光景」

ソフトバンク・周東佑京【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・周東佑京【写真:荒川祐史】

15日の広島戦で6回に中越えのランニングホームランを放った周東

 15日にマツダスタジアムで行われた広島とのオープン戦でランニングホームランを放ったソフトバンクの“スピードスター”周東佑京内野手。プロ野球の世界ではなかなかに珍しい一打に、米メディアも注目した。

 15日の広島戦に二塁手として途中出場した周東。6回の第1打席で中越えの当たりを放つと、打球処理が遅れる間に一気に二塁を蹴り、三塁を蹴って本塁まで生還。驚異の快足ぶりを存分に発揮し、一気にランニングホームランとした。

 新型コロナウイルスの影響で無観客で行われているNPBのオープン戦。ファンの声援も拍手もない中で周東はダイヤモンドを一周した。ランニングホームランという珍しい一打と、この無観客のコントラストに米メディア「12UP」も注目。「日本人選手が放った無観客でのランニングホームランは奇妙な光景」として紹介している。

 記事では「ホークスのスピードスターであるウキョウ・シュウトウはランニングホームランを放ったが、この極めて珍しい偉業は、歓声と興奮なくしては普段よりもすごいものだと感じられなかった」と指摘。ランニングホームランにも、歓声はなく、ベンチのチームメートたちの声ばかりが聞こえる光景をレポートしていた。

(Full-Count編集部)

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