カブス、新型コロナで休業になる球場全スタッフの支援へ 地元メディア「素晴らしい」
タイガースは休業補填として約1億800万円を用意、カブスもオーナーが動く
新型コロナウイルスの感染拡大により、開幕が延期となったメジャーリーグ。選手、ファンだけでなく球場で働く従業員らも大打撃を受けることになるが、各球団は様々な動きを見せている。
2020年のメジャーリーグは、新型コロナウイルス感染拡大によりキャンプが中断、オープン戦は中止となり、シーズン開幕は早くても4月9日(日本時間10日)以降となった。これによる損失は数十億ドルにのぼるともみられている。
すでにタイガースは球団を所有するイリッチ・ホールディングスがパート従業員の休業補填に100万ドル(約1億800万円)を用意している。これに続いたのはカブスだった。地元メディア「NBCスポーツ・シカゴ」は「カブスが試合中止に伴い球場スタッフに補償する予定」との見出しで、球団が従業員たちに向け補填することを伝えた。
同メディアのデビッド・カプラン記者が自身のツイッターで球団オーナーのトム・リケッツ氏が「MLBの試合が中止となる際、球場スタッフ全員に補償する計画を立てている」と紹介。具体的な補償内容については詳細を詰めている段階だが、記事では「他のチームのようにカブスも行動を起こすことは素晴らしい」と、球団の対応を称えていた。
(Full-Count編集部)