筒香嘉智が「2年12.8億円超すオファーを蹴った」 日本人大砲へのレイズの“本気度”
米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」がレイズのオフの補強を診断した
米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は2年連続のポストシーズン進出を目指すレイズのシーズンオフを総括。筒香嘉智外野手の獲得争奪戦を振り返っている。
筒香は昨季終了後にDeNAからポスティングシステム(入札制度)を利用してメジャー移籍を目指すと表明。レイズ、レンジャーズ、ドジャースなどが獲得に乗り出し、12月のウインターミーティング中には“練習見学会”を実施。12月中旬にレイズと2年1200万ドル(約13億円)で契約合意した。交渉裏ではレイズを上回る好条件があったという。記事では「レイズが熱心な勧誘を行ったからこそ、ツツゴウは納得してタンパベイの2年1200万ドル(約12.8億円)を上回る(他球団からの)オファーを蹴ったのだった」と伝えている。
新型コロナウイルスの影響でオープン戦が中止となるまで、筒香は三塁手として4試合17イニング。左翼手としては4試合21イニングを守った。一塁手としての出場はなかったが、マルチな活躍が期待される。記事では「ツツゴウは一塁手や左翼手としては若干疑問が残る選手ではあるが、それでもレイズは三塁手としてのツツゴウのプレーを見ることを考えている」と伝えた。
レイズはパドレスと複数選手が絡む交換トレードで、ハンター・レンフロー外野手らを獲得し、カージナルスとの交換トレードではホセ・マルティネス外野手らを獲得。パドレスとの別の交換トレードでは、エミリオ・パガン投手を放出し、マニュエル・マーゴット外野手らを補強するなど大きく動いた。その中でも複数球団との争奪戦の末に獲得した筒香は、このオフの注目の補強となったようだ。
(Full-Count編集部)