膨らんだのは不安か?期待か?  適応に明暗分かれた12球団新助っ人たちのOP戦【セ編】

オースティンは4本塁打に加え、.343と打率も残す

○DeNA
マイケル・ピープルズ投手
2試合1勝1敗0S 防3.38
8回 8安打 1本塁打 4四死球 3奪三振 3失点

タイラー・オースティン内野手
12試合35打数12安打4本塁打7打点
6四球 10三振 率.343 出.439

 DeNAはとにかくオースティンが強烈なインパクトを残した。オープン戦初戦でいきなり2打席連発と華々しい“デビュー”を飾り、12試合で4本塁打。.343の打率だけでなく、出塁率も.439高く期待が大きくなった。ピープルズも15日の日本ハム戦で5回無失点と好投した。

○阪神
ジョン・エドワーズ投手
4試合0勝0敗1S 防2.25
4回 1安打 1本塁打 1四球 2奪三振 1失点

ジョー・ガンケル投手
3試合0勝2敗0S 防8.10
10回 10安打 2本塁打 3四死球 11奪三振 9失点

ロベルト・スアレス投手
2試合0勝0敗0S 防1.80
5回 2安打 0本塁打 2四死球 3奪三振 2失点

ジャスティン・ボーア内野手
8試合20打数4安打0本塁打1打点
1四球 5三振 率.200 出.238

ジェリー・サンズ外野手
8試合21打数5安打2本塁打2打点
0四死球 7三振 率.238 出.238

 今季、大量8人の助っ人を抱える阪神。ソフトバンクから移籍したスアレスも含め、5人の新助っ人が加わった。セットアッパーとして期待されるエドワーズは4試合で1失点とその役割を担ってくれそう。スアレスも上々の結果を残した。

 一方で先発候補のガンケルは3試合で防御率8.10。得点力不足解消の切り札として期待されているボーアは打率.200、本塁打なし、サンズも2本塁打こそしているものの、打率.238、四球もなしとやや苦戦の色が見えるか。

○広島
DJジョンソン投手
5試合1勝0敗0S 防7.71
4.2回 8安打 3本塁打 2四死球 6奪三振 4失点

テイラー・スコット投手
6試合0勝0敗0S 防3.00
6回 4安打 1本塁打 2四死球 5奪三振 2失点

ホセ・ピレラ外野手
9試合25打数10安打0本塁打4打点
2三振 2四死球 率.400 出.429

 広島のDJジョンソンは5試合に投げて4回2/3で8安打3被弾と苦戦。スコットは6試合を投げて2失点となっている。一方でピレラは打率.400をマークし、シュアなバッティングを見せ、期待を抱かせる活躍。オープン戦最後2試合を欠場した影響が気がかりだ。

“大物”エスコバーは打率.129と苦戦の色が見える

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