大谷翔平、開幕からの投手復帰可能性を指揮官示唆「状態によっては間に合うかも」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

日本への一時帰国も許可「彼が許可を得ていることは知っている」

 エンゼルスのジョー・マドン監督が18日(日本時間19日)に電話会見を開き、新型コロナウイルス感染拡大の影響により開幕時期が不透明になっている現状でどのようなチーム方針で進むかについて発言した。その中で今季の投手復帰に期待がかかる大谷翔平投手について「日本に帰国できると伝えられている。彼が許可を得ていることは知っている」と帰国の可能性も示唆している。

 マドン監督は「もう1度スプリングトレーニングが始まった時に(投手復帰プランは)再開する。開幕がどれほど延期されるかにより、状態によってはシーズン開幕に間に合うかもしれない」と大谷の早期の投手復帰について期待する言葉を発する一方で「シーズンの長さ、試合数、プレーオフへの影響を考えなければならない。彼が準備できたと我々が感じるまでメジャーリーグの試合には出場させない。チームとして再度集合した時にどうしていくか決めていく」と慎重な姿勢は崩さなかった。

 現在キャンプ地のアリゾナに拠点を置く大谷は、近日中に自宅のあるカリフォルニアへ戻る予定となっているが、本人が希望すれば日本への帰国も可能とのこと。実際に帰国するかどうかは明かされていない。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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