MLBが全球団のマイナー選手の給与補償を決定 1週間につき約4万4000円を支給
マイナー選手に4月9日まで支払われるはずだった給与と同額の金額を支払う
大リーグ機構(MLB)はマイナーリーガーに対し4月8日(日本時間9日)まで支払われるはずだった給与と同額の金額を支払うと発表した。1週間につき400ドル(約4万4000円)が支払われる予定。米国の権威ある野球専門誌「ベースボール・アメリカ」が伝えている。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けスプリングトレーニングが中断となり、住居、食費などの給与を得ていなかったマイナー選手たちには死活問題になっていたが同誌によると「全ての球団が4月8日まで、マイナーリーガーに1週間につき400ドル(1日につき57.14ドル)を支払うこと」になったという。
これまで球団によってはマイナー選手の給与を補償していたが、今回の救済措置により全てのマイナー選手の給与が補償されることになった。記事では4月9日(同10日)以降の補償についても全球団に統一したガイドラインを作ることになるという。
(Full-Count編集部)