西武松坂、ノーワインドアップ投法で3回は3者凡退に…3回まで4四死球3失点
西武復帰後初めてパ・リーグ相手に登板した
西武の松坂大輔投手は22日、日本ハムとの練習試合(メットライフ)で先発。2回に3四死球と制球を乱して3失点したが、3回は3者凡退に抑えた。3回まで3四球1死球3安打3失点。
西武復帰後初のパ・リーグ相手の実戦登板。この日はワインドアップを封印して、ノーワインドアップから投球した。先頭の松本を137キロの変化球で右飛に仕留め、大田をカットボールで遊ゴロ。横浜高対決となった近藤は四球で歩かせたが、4番・中田を139キロで力のない右飛に打ち取った。
しかし、2点先取した2回は崩れた。先頭・王柏融の右前打、石井の四球、谷内の死球などで2死満塁のピンチを招き、松本に押し出し四球を献上。続く大田の適時内野安打で同点とされ、近藤には右前適時打を許した。
打者一巡の猛攻で逆転した3回は立て直した。先頭・中田を113キロのカーブで二飛。王柏融を空振り三振、ビヤヌエバを投ゴロに打ち取った。3者凡退に抑えた。
これまで松坂は2月25日の韓国プロ野球・斗山との練習試合で1回4安打2失点。3月8日の広島とのオープン戦(マツダ)で3回4安打2失点、同15日のヤクルトとのオープン戦(メットライフ)で3回1安打無失点だった。この日は復帰4度目の登板。