鷹バレンティン、左翼守備を“解禁”へ 工藤監督が明かす「考えています」

練習試合、オープン戦では指名打者での出場だったバレンティン
ソフトバンクの工藤公康監督が24日、ウラディミール・バレンティン外野手の外野での起用を“解禁”することを示唆した。投手練習が行われたPayPayドームでプランを明かした。
ロッテとの練習試合で2試合連続の豪快弾を放つなど、打撃好調のバレンティン。ここまでの練習試合、オープン戦では指名打者としての出場だったが、今後は外野手としてヤクルト時代の定位置であるレフトの守備に就くことになりそうだ。
工藤監督はこの日「前に背中の張りもあったのでここまではDHで出てもらっていましたが、これからはDHだったり、守備に就いたりということを考えています」と語った。ノックやシート打撃などでは守備にも就いており「動きも悪くない」という。
五輪予選のためにチームを離れているデスパイネは、左手首の三角線維軟骨複合体の靱帯を損傷しているものの、シーズン開幕がさらに延長されるようなら間に合う可能性も。そうなれば、バレンティンがレフトの守備に入る可能性が高くなる。練習試合が続く間に、最強布陣に向けて着々と準備を進めていくことになりそうだ。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)
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