ロッテ種市篤暉が語る「海釣り」のロマン 「あのゾクゾク感が好きなんですよ」

今は野球に専念、そして「野球人生が終わったら釣りにかけたいなと思います」

 もちろん、船釣りに出掛ければ船酔いに苦しめられる。「船酔いはこの世界で一番の地獄だと思います」という表情は、曇りがちだ。

「むっちゃ吐くんですけど、吐いた後が地獄。すごく揺れて、吐く物もなくて、胃液を吐いて。(船釣りには)2度と行かないって思うんですけど、また行ってしまうという(笑)。毎回その繰り返し。もう何回も言ったら(船酔いに)強くなるんじゃないかと思って行くんですけど、波が高かったら毎回吐くという……」

 チームの先輩とも釣りに出掛けたことがあるという。

「石川(歩)さんと一緒に行きましたし、大嶺(祐太)さんとか二木(康太)さんとも行きました。細川(亨)さんは青森の同様で、一緒に釣りに行こうって言っていて、まだ行ってません。でも、行きたいですね」

 いくら釣りが好きだとは言え、今は野球が中心の生活。今年はCSに出場し、釣りに出掛ける暇がない状態を目指している。

「あまり野球をしていると釣りに行くことはできない。特に、青森は冬になると寒くて行けないんで。野球人生が終わったら釣りにかけたいなと思います。釣りに人生をかけたいと思います」

 今年でプロ4年目。第2の人生で釣りを存分に楽しむためにも、始まったばかりの野球人生を最高のものにするべく、マウンドで腕を振り続ける。

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