ロッテ種市篤暉が語る「海釣り」のロマン 「あのゾクゾク感が好きなんですよ」

新背番16を背負ってシーズンに挑むロッテ・種市篤暉【写真:荒川祐史】
新背番16を背負ってシーズンに挑むロッテ・種市篤暉【写真:荒川祐史】

故郷は太平洋に面した青森県三沢市「暇があれば釣りに行きたいなって」

 野球選手には釣りを趣味とする人物が多い。ロッテの若き右腕、種市篤暉もその1人だ。生まれ育ったのは青森県東部、太平洋に面した三沢市。自転車で数分走れば、そこは海という環境で育った。野球が大好きで、食事に出掛けても「ずっと野球の話をしている」という21歳だが、唯一野球を忘れさせてくれるのが釣りをしている時間。「釣りはもう、めちゃくちゃ好きですね」と目を輝かせながら、釣りが持つロマンについて語ってくれた。

 釣りに出会ったのは、小学3年生の頃。父の知り合いでもある釣り好きが、海釣りに連れ出してくれたという。「その時、めちゃくちゃ小さい魚だったんですけど、すごく楽しくて」と、あっと言う間に魅せられてしまった。小学6年生、中学1年生と学年が上がっても、野球と同じくらい釣りが楽しい。時には、知り合いになった漁師が無料で船に乗せてくれ、沖に出て釣ることもあった。また、仲間が釣りに行けない時は、意外な人物を誘ってまで没頭したという。

「お母さんを無理矢理連れ出して、釣りに行っていました。本当に申し訳なかったなって、今考えたら(笑)。4、5時間とか、ずっと釣りをしていたんで、お母さんはむっちゃつまらなかっただろうと。お母さんは釣っているわけじゃなくて、餌とか買ってくれて、僕が1人で釣りをして(笑)。それが何回もあったんですよ。申し訳なかったなって思います」

 思い返して“反省”するが、息子が趣味に打ち込む姿を間近で見た思い出は、今ではお母さんにとってかけがえのない宝物になっているのではないだろうか。

種市の釣り哲学「釣れないから楽しくない、じゃなくて、釣れない時間が楽しい」

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