阪神藤浪らの新型コロナ感染が米でも報道「日本の野球選手が陽性反応を示した」
AP通信「25歳の右腕は嗅覚が失われていたことを報告していた」
阪神は27日に藤浪晋太郎投手、長坂拳弥捕手、伊藤隼太外野手が新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査を受け、陽性反応が出たと発表した。日本のプロ野球選手から初めて感染者が出たことを、AP通信は「日本の野球選手が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示した」と伝えている。
記事では「阪神タイガースに所属する3選手が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したものの、これによって日本の野球団体が来月にシーズンを開幕させることに対して二の足を踏むことはない」と指摘。「フジナミは火曜日と水曜日に病院で検査を受け、医師から(新型コロナウイルスの)検査を受けるように薦められた。検査前の時点では他の症状は見られなかったものの、この25歳の右腕は嗅覚が失われていたことを報告していた」と伝えている。
日本のプロ野球は当初3月20日開幕予定だったが新型コロナウイルス感染拡大で延期。日本野球機構(NPB)は4月24日開幕を目標に準備を進めている。
(Full-Count編集部=AP)