引き分け&タイブレーク制を米メディアが提案 開幕遅れWヘッダーなど選手の疲労を懸念

MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏【写真:Getty Images】
MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏【写真:Getty Images】

7イニング制ダブルヘッダーが検討される中、選手の疲労も問題に…

 新型コロナウイルスの影響で開幕が延期となったメジャーリーグ。大幅に遅れ7月開幕の可能性もある中、短期間での試合消化に向け7イニング制ダブルヘッダーを検討する声も上がっている。そんな中、米メディアは選手の負担を考え引き分け、タイブレーク制の導入を提案している。

 メジャーリーグは開幕が大幅に遅れることになればシーズン162試合が消化できず、間隔を詰め試合が行われる可能性も出てきている。米テレビ局「CBSスポーツ」は「MLBが2020年シーズンで同点や延長戦の変更を検討すべき理由」と見出しを付け、決着が付くまで試合が行われるルールの変更を伝えている。

 記事では新型コロナウイルスの影響で今シーズンが短くなり、ダブルヘッダーが増えることを言及し「その場合、長い延長戦問題は対処されなければならない」と指摘。メジャーリーグでは引き分けの概念がないためファンからは反感を買う可能性もあるが「延長戦はロースターにダメージを与え得る。選手たちを守るため。疲弊した選手たちは良いプレーができないし、シーズンは凝縮されている」と伝えている。

 2020年は特別なシーズンになることが予想され同メディアは新ルールを提案し、特定イニング後に同点(引き分け)を認め、さらにタイブレーク制の導入を進言している。

(Full-Count編集部)

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