トラウトやコールは1日約2020万円の減少 開幕延期に伴う支給額詳細が明らかに

年俸約7500万円の大谷には1日約11万円の支給に
新型コロナウイルスの感染拡大のため、開幕が延期となっているMLB。開幕延期による選手への給与補償として総額1億7000万ドル(約184億円)が支払われることが決まっていた。
選手の契約形態により4段階で分けられている、この給与補償額。AP通信は3月31日にこの詳細を伝えており、ヤンキースのゲリット・コール投手やエンゼルスのマイク・トラウト外野手らは日給4775ドル(約51万円)。60日間の給料として28万6500ドル(約3065万円)になる。
スプリット契約を結び、マイナーでの年俸が15万ドル(約1605万円)以上の選手たちは1日につき1000ドル(約11万円)、計6万ドル(約642万円)に。大谷翔平投手やメッツのピート・アロンソ内野手らはここに当てはまる。マイナーでの給与が4万6000ドル(約492万円)から9万1799ドル(約982万円)の選手たちは1日につき275ドル(約3万円)、9万1800ドル(約983万円)から14万9999ドル(約1604万円)の選手たちは1日につき500ドル(約5万円)となっている。
今季のメジャー最高年俸はコールとトラウトの3600万ドル(約38億5000万円)。日給に換算すると、18万6000ドル(約2071万円)となり、1日あたりで18万1225ドル(約2020万円)の減額に。今季の年俸が70万ドル(約7500万円)の大谷は1日当たり2763ドル(約29万円)の減少となる。
(Full-Count編集部)
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