田中将大は「ヤンキースの心臓」 再契約を米メディア進言「失えば致命的なミス」

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

米メディアは今季が契約最終年となる田中の必要性を指摘「最も頼りになる存在」

 新型コロナウイルス感染拡大により、開幕が延期されたメジャーリーグ。開幕の目途は依然立っていない状況だが、選手たちはシーズンに向けた調整を行っている。ヤンキースの田中将大投手は今季シーズンで契約最終年となるが米メディアは「タナカはヤンキースの心臓だ」と、チームの生命線であることをことを伝えている。

 メジャーデビューから6年連続2桁勝利をマークする田中の“必要性”を伝えているのは米スポーツ専門メディア「12UP」だ。今季で契約が切れる日本人右腕を「ヤンキースはマサヒロ・タナカを2020年のシーズン後に、失う余裕はない」と特集している。

 今シーズンのヤンキースは昨季20勝を挙げたコールが加入し強力投手陣が形成されるはずだった。だが、セベリーノがトミー・ジョン手術、パクストンが腰の手術を受けるなど大誤算で「ヤンキースはコールといつも頼りになるマサヒロ・タナカを、これまで以上に当てにしなければいけない状況になった」と、先発2投手に焦点を当てている。

 ここまで田中は2014年のメジャーデビューから6年連続2桁勝利を挙げるなど通算75勝43敗、防御率3.75をマーク。ポストシーズンでは防御率1.76と圧巻の勝負強さを発揮しており「彼がいかに価値のある存在か分かるだろう。冷静で動じないタナカは、チームで最も頼りになる存在となった」と絶賛。

 セベリーノが2021年に復帰、パクストンが今オフにFAとなるため今後はコールが先発陣の大黒柱になるが「タナカは、ニューヨーク・ヤンキースの心臓だ。チームは、2020年の後に彼を失うことになれば、ヤンキースにとって致命的なミスになるだろう」と指摘。田中の存在は名門・ヤンキースに必要不可欠といえるだろう。

(Full-Count編集部)

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