北別府氏、新型コロナ禍で骨髄移植が5月に延期 「少々延びたとて何も異存はありません」
新型コロナウイルスの影響で検査機関などがストップすることを考慮し骨髄移植を延期
広島のエースとして活躍しNPB通算213勝を挙げ、「成人T細胞白血病」で闘病中の北別府学氏がブログを更新。今月に受けるはずだった骨髄移植がゴールデンウィーク明けになったことを明かした。
2度目の一時退院を終え病院に戻った北別府さんは「治療の方向」とのタイトルでブログを更新。白血病の治療で最も難しいのが骨髄移植後であることを綴り「予後にゴールデンウィークがあり検査機関などがストップする。このコロナウィルスというやつも世の中にいる。などの事からゴールデンウィーク明けの移植がベターではないかという事になったようです」と、骨髄移植が延期になったことを明かした。
それでも「少々延びたとて何も異存はありません」と問題ないことを強調し「いつも患者の為に働き詰めの先生、看護師さん、スタッフさん達、コロナウィルスで増してきた忙しさを心配してしまう」と医療従事者を気遣っていた。
また、前日7日は広島、巨人などで活躍した木村拓也氏の命日だったことも触れ「あの優しい木村くんの事だから、このストップしている野球界のこと、いや地球上のこと全てを心配していることだろうと考えていました」と綴っていた。
(Full-Count編集部)