「シーズンが行われるかは50:50」 2年連続首位打者イエリッチ、今季の開催を危惧
イエリッチはラジオ番組で「可能性は同じくらい」と今季実施の可能性について語っている
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、メジャーリーグも開幕は延期。7月スタートの可能性も伝えられるなど、先行きは不透明だ。そんな中、2年連続首位打者のブルワーズ、クリスチャン・イエリッチ外野手が地元ラジオ番組に出演、今シーズンの開催有無について「50%くらいだと思う」などと語っている。地元ラジオ局「WEEI」が「MLBのクリスチャン・イエリッチが番組に出演:シーズンが行われるかは50:50」とのタイトルで伝えている。
イエリッチはラジオ番組の「Ordway, Merloni & Fauria」に出演。MLB機構と選手会の間で2020年シーズンの全試合をアリゾナで開催することを検討していると米メディアが伝えたことに、こう感想を語ったという。「昨夜そのニュースを知ったよ。そのプランについては昨夜遅くに初めて聞いたんだ。今日たくさんの選手がその話題について間違いなく色々話していると思う。そのプランには多くの困難があると思う。もう少しその話について僕は詳しく見ていかないといけないけど、間違いなく難しいことだと思う」。
イエリッチはさらに、今季試合が開催されるか否かについても言及している。「プレーするためにその選択肢(アリゾナ開催)しか残されていないなら、仕方ないことだけどね。話を重ねていく必要があるが、多くのハードルがあることは間違いないと思う。シーズンが行われるのか、それとも行われないのかは、実際のところ可能性としては同じくらい。おそらく50%くらいだと思う」。
そして、こう持論を述べている。「開幕日がいつになるのか、実際に開幕するのは可能なのか。それは誰にも分からないこと。選手の立場からすると、僕たちは皆プレーしたい。当然のことだよね。だけど、安全を確保したいし、適切なタイミングでプレーしたい」。
開幕時期、アリゾナでの開催なども含めて、状況は依然不透明。球界のスーパースターはシーズン実施の可能性についても「50%くらい」と不安を抱いてるようだ。
(Full-Count編集部)