大谷翔平は「比類無き二刀流の才能」 米メディアが投打の躍動期待「ワクワク」
米メディア「二刀流のスターとしてショウヘイ・オオタニが復帰する」
新型コロナウイルス感染拡大の影響でメジャーリーグも開幕は延期。先行きは不透明だが、米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は「シーズンが開幕する際に、我々が待ちきれないような最もワクワクするMLBの物語」とのタイトルで8つの事象を紹介した。その1つがエンゼルス大谷翔平投手。今季二刀流を復活させる25歳を「比類無き才能」と評している。
一昨年に受けた右肘のトミー・ジョン手術からのリハビリを経て、2年ぶりに投手に復帰する大谷。記事は「二刀流のスターとしてショウヘイ・オオタニが復帰する」とし、こう伝えている。「2020年シーズンは5月半ばまで開幕する見込みは低いので、オオタニは結局、エンゼルス“開幕戦”のローテーションのメンバーに入るようである」。
大谷はメジャー1年目の2018年に10試合登板、4勝2敗、防御率3.31をマーク。記事はこの成績を紹介し、大谷の投手としての能力を考えれば、開幕に投手・大谷が間に合うということは「祝福する価値があること」だと指摘した。「その成績は平均96.7マイル(約156キロ)の直球とえげつないスプリットを主に駆使したことから生まれている」と解説。「2020年に大谷は比類無き二刀流の才能を再び備えるはずである」としている。
エンゼルスのミッキー・キャロウェイ投手コーチによると、大谷は近いうちにマウンドから投げるという。投手復帰へ順調に進める右腕が、来るべきシーズンでどんな投球を見せてくれるか。米メディアもその日を心待ちにしている。
(Full-Count編集部)