ヤンキースは田中将大と「2、3年の契約を望んでいるのでは」 NY局指摘
田中は今季7年契約最終年、NY放送局「どの球団でも欲しいタイプのプレーヤー」
ヤンキース・田中将大の来季以降の契約に注目が集まっている。米放送局「SNY」はファンから質問を募集。新型コロナウイルスの影響で開幕が大幅に延期となっている今季が7年契約最終年となる右腕の“去就”が話題となった。
同局のアンディ・マルティーノ氏が「ヤンキースはパクストン、タナカ、ルメイヒューとシーズン後に再契約すると思うか?」との質問に回答。マルティーノ氏は「今季の結果に大きく左右される。もしシーズンがキャンセルになった場合」とした上で、この主力3選手の中では田中が一番残留する可能性は高いと予想している。
「ヤンキースに戻ってくる可能性が高い順はタナカ、ルメイヒュー、パクストンだと思う。タナカはすごく素晴らしいとまでは言えなくても、それにかなり近い働きをしてきた。そして、何よりヤンキースとニューヨークに完璧にフィットしている。彼は、11月に32歳になる。ヤンキースは、2年か3年の契約を望んでいるのではないか」
田中は14年1月に7年総額1億5500万ドル(約168億円)の大型契約でヤンキース入り。昨季まで日本人初の6年連続2桁勝利を記録するなど6年間で通算75勝(43敗)をマーク。ポストシーズンでは抜群の勝負強さを発揮しており、悲願のワールドシリーズ制覇へは欠かせない戦力とみているようだ。
「我々の私見は『ヤンキースは3人すべてをキープするように努力すべき』ということである。この3人はどの球団でも欲しいタイプのプレーヤーである」
ヤンキースファンもNYメディアも、田中の2021年以降のヤンキース残留を望んでいる。
(Full-Count編集部)