【球界名場面】闘将・星野も鬼の形相で迎え撃つ “大暴投”がゴングの合図「大宮の乱」
2013年、西武対楽天戦は大量リード&あと1人の場面で両軍ベンチが飛び出す事態に…
新型コロナウイルスの感染拡大を受けプロ野球の開幕は再延期が決まった。緊急事態宣言も出た今、「# Stay Home」プロジェクトも広がっている。選手、ファンにとってはもどかしい時間が流れているが、こんな時こそ過去の名場面を振り返ってみるのはいかがでしょうか?
2013年6月27日、西武対楽天戦(県営大宮)で起きた“大宮の乱”を覚えているだろうか? 楽天が9点リードで迎えた9回2死走者なし。楽天・小山が西武・スピリーに投じた一球は背後を通過する“大暴投”。明らかな1球にスピリーは激怒、小山は帽子を取らず睨み合うと両軍ベンチから全員が一斉に飛び出す事態に発展した。
両軍の小競り合いが続くと西武・渡辺監督は楽天ジョーンズと口論、さらに闘将・楽天の星野監督も登場し鬼の形相で詰め寄った。
これには伏線があり初回にジョーンズのスライディングで西武の山崎が負傷交代。そして、7回のジョーンズの打席では報復死球とも捉えられる1球があった。大量リード、あと1人でゲームセットの場面で起こった“乱闘劇”に球場は騒然となった。